子宮腺筋症はホルモン治療が複数あります。

生理が来るたびに子宮内膜が増強して肥厚していってしまうこの子宮腺筋症。
肥厚して圧迫され、様々な症状が出てきます。
何も症状が出ない方もいますが、出る方に対してどんな治療があるかと、その治療に対しての副作用をお伝えしていきますね。

 

鎮痛剤

 

生理痛が段々と増してきてしまっている方に有効です。
月経過多で出血量が多い場合はまた別の治療が必要ですが、
「痛みだけどうにかしたい」方の場合には鎮痛剤です。
ロキソニン、ボルタレン等が鎮痛剤の種類になります。

 

 

ホルモン治療

 

リュープリン
リュープリンは女性ホルモンを下げる注射です。
生理を止めて閉経状態にしてしまう治療です。
筋肉注射して徐々に吸収され効果が持続する。
1クール6回までで、その後は半年置かないと次は打てません。
症状によって打つスパンや回数が違います。

 

リュープリンの副作用

更年期障害に似た症状が起きてしまう場合があります。

  • ほてり
  • 汗をかく
  • 温度調整がうまくできない
  • 手足のしびれ
  • 肩こり
  • 無気力
  • 集中力の低下
  • 食欲低下
  • 軽い関節痛

 

 

 

ナサニール(偽閉経薬)

ナサニールは点鼻薬です。
卵巣機能抑制作用をもたらします。
使い初めの数回は、排卵抑制効果が現れる前に卵胞刺激ホルモンを一時的に多く出させる(フレアアップ現象と呼びます)
そして、そのまま使い続けていくと今度は作用が反転して、排卵させない方向に働くようになります。

ナサニールの副作用

更年期の様な症状が起きてしまう場合があります。

  • 全身の倦怠感
  • 耳鳴り
  • 耳の圧迫感
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 苛々
  • ほてりと寒気の繰り返し
  • 動悸
  • 息切れ
  • 体重増加

 

スプレキュア

スプレキュアは注射と点鼻薬の2種類があり、いずれも生理を止めて閉経状態にしてしまう治療です。

スプレキュアの副作用

更年期の様な症状が起きてしまう場合があります。

  • 肌荒れ
  • 腹痛
  • 不正出血
  • めまいや吐き気
  • 筋肉に力が入らない
  • 不眠症
  • 肝機能の数値が上昇

 

ゾラデックス

こちらも生理を止めて閉経状態にしてしまう治療です。

ゾラデックスの副作用

更年期の様な症状が起きてしまう場合があります。

  • ほてり
  • 汗をかく
  • 温度調整がうまくできない
  • 手足のしびれ
  • 肩こり
  • 無気力
  • 集中力の低下
  • 食欲低下
  • 軽い関節痛

 

低用量ピル

ルナベル・ヤーズ・ディナゲスト(子宮内膜の増殖を抑制する薬剤)等の種類があります。
生理痛や月経過多による貧血がある場合、低用量ピルで一時的に生理を止めてしまう治療です。

 

低用量ピルの副作用
  • 血栓のリスクがあり、喫煙者と高齢者はリスクが高まる
  • 不正出血
  • ほてり
  • 動悸
  • 体重増加

 

ただし、ディナゲストは血栓症の副作用がほとんどありません。

 

 

ミレーナ

ミレーナは子宮に装着してプロゲステロンを子宮のみに投与して子宮内膜を薄くする効果が期待されます
1度の装着で5年は効果があります。保険適応になって装着は約1万円で済みます

 

ミレーナの副作用
  • 装着時に痛み
  • まれに子宮から落ちてしまう場合交換が必要

 

 

 

子宮腺筋症を治療する方法はこういったように様々あります。
治療してみないと自分に合うかどうかが分からない不安もありますよね。

 

 

 

子宮腺筋症の治療が不安な方はこちら
子宮腺筋症のホルモン治療